目からうろこのお話、驚嘆するお話

冬の阿蘇・中岳

魔女キリコの登場です。
それでは、とてもハッピーな本を紹介します。
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:余話:写真の説明をしましょう。[阿蘇外輪山の中に入り、噴火する中岳を捕らえたショット]
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”植物の神秘生活”ピーター・トムキンズ、クリストファー・バード共著 新井昭廣・訳
目からうろこの本です、そして嬉しくなります。
だって植物と人は会話ができるのですよ。
植物は人の気持ちが読めるし人の識別もできます。
他の生物の細胞レベルの痛みを感じることもできるし恐怖で失神する事もあるそうです。
また自分を愛してくれる人の感情も理解し、同調します。
だから嘘はすぐばれてしまいます、本音だけしか通じません。
それにクラッシック音楽をかけてやると喜び、ロックをかけると聞くに堪えないというように枯れてしまうのです。それは、愛情込めて声をかけてあげれば、枝からもいだ葉っぱも生き生きと緑を保つけど、無視したり罵声を浴びせるとみるみるうちに枯れてしまうことと共通しているのでしょう。
この本には植物の不思議さに魅せられたたくさんの人々が登場します。
また、もともと植物や動物も人と同じような対象として接してきた人の話ものっています。そして読み進んでいくうちに大いなる宇宙のふところにいるような気分になります。
植物や動物は人以上に高度な能力を持ち、人間が謙虚に耳を傾けるとそれぞれの類を超えて相互に交信し、助け合えるのが可能だということが確信できます。そしてすべては繋がっているということも。
翻訳者は、この本から宗教・哲学・心理学・農学・医学・生物学・植物学・動物学・生態学・化学・地学・食品衛生学・物理学・工学などあらゆる分野のヒントがえられるだろうといっています。
すべての根底にあるもの、それを感じることができる本、私は全身でそのように受け止めました。
尚、「土壌の神秘」ーガイヤを癒す人々ーも同著です。