椎茸栽培は自然に、がいい。火事には注意を

椎茸栽培

  • 早朝だった

私は多分熟睡していた。
突然の絶叫が聞こえた、意識は夢か幻かいや現世か。
「××分団は出動してください」「○○の納屋が燃えています」何度も何度も繰り返される。
雨降りで納屋が燃えてるなんて何故?脳の半分はまだ寝てる、何故?燃えてるの。

  • 燃えた原因は

この時期には、椎茸を乾燥する機械をよく使う。ファンヒーター方式の乾燥機だ。
そのスイッチがON状態で家主が寝てしまったら、納屋の乾燥機が発火となりかねない。

  • 味と濃くが違う

椎茸栽培は二つある。
クヌギ(広葉樹)の切り株を使う自然栽培。「おがくず」を使うビニールハウスでの促成栽培
クヌギ栽培は次の方法。
「ほだ木」(クヌギの切り株)に「シイタケコマ菌」を打ち込んで、その木を斜めに組立て、陽が指す方向をさえぎるため小枝をかぶせる(黒ネットで覆う人もいる)。
遮光と保湿の環境を作るのである。【写真参照】
この栽培方法が風味、味の濃さとも優れる。
「ほだ木栽培」は早春の風物詩。冬から春にかけ、クヌギの伐採があちらこちらで見られる。

  • ここにもあったもうかればいい、金満がいい

もう一つの栽培方法は、「おがくず」(木を粉にしたもの)を米ぬかと混ぜたりして椎茸を育てる方法がある。市場に出回るほとんどは、この方法での栽培になっているかもしれない。
これを利用してもうかる方法は「おがくず」の利用でなく、トウモロコシの茎を粉にして使う方法である。これはもう”トウモロコシ子”である。
こうなれば何をいわんや、多くの人は「立派な椎茸だこと」と言いながら美味しいといって食べているのだろうか。
中国産も多くなっているが、栽培と輸送段階での薬品使用が心配である。