にりんそう

畑のすみで熊笹の茂る、チョット日陰の湿地に可愛い花が咲きます。
ニリンソウです。
これは一輪なのでイチリンソウなのかもしれませんが、本によってはニリンソウは3〜4輪咲くのもあれば一つしかつかないのもあると書いてあります。

  • 太陽が好き

朝は恥ずかしそうにうつむいています。
お昼近くなると、お日さまに向かって満面の笑みを浮かべて話し掛けてるみたいです。
やさしく、清楚な白い花です。
でも残念ながら、キンポウゲ科で有毒なアルカロイドを含んでいます。

  • 強い

葉は切れ込みが強く、おそろしいトリカブトの葉に似ています。
北日本では山菜として扱われるところもあるそうですが、間違えてトリカブトの若葉を収穫し中毒の事故も多いそうです。

  • 自然を理解するには野草を知ろう

山菜や野草は毒の成分をもつものも結構身近にあります。
”毒をもって毒を制す”で医薬品に使われるのもたくさんありますが、素人は有毒な成分を持っているものには手を出さないほうが無難でしょう

  • 毒はたくさん

身近にも有毒成分を含む植物がたくさんあります。
クリスマスローズ、石楠花、シュウメイギククレマチス、パンジーレンゲツツジ・・・などなど、えーこれもソウなのというのがいっぱいあります。

  • 楽しんでいます

私は「気をつけよう、毒草100種」中井将善著など他、多数学びながら事故の無いよう気をつけて花や野草を楽しんでいます。
でもやっぱり、この花なんだろう!と楽しめるひっそりと静に生きる生物が好きです。