美味しい豆腐

豆腐店

  • 木村とうふ店【写真参照】

阿蘇一の宮豊後街道の宿場町「坂梨宿」にあるとうふ店。
ここの豆腐は美味い。女性が喜ぶチーズケーキやかりんとうなど加工品もある。
阿蘇産大豆を使い、良い味だったのでついお店の写真をとった。

西日本を中心に栽培されている豆腐用大豆といわれる「フクユタカ」。
この大豆は1960年(昭和35年)に阿蘇で誕生し、今は「阿蘇めぐみゆたか」として人気があるそうだ。
標高が高いところでは当然、農薬の使用量が少なくなるし、タンパク質や糖度が高くなるといわれ、豆乳が固まりやすく豆腐むきになる。
阿蘇には、この地大豆を使っている豆腐屋さんはまだ他にありますので念のため。

  • 大豆は日本産を

世間で言われている大豆の話。「日本の大豆自給率は約2%、日本の大豆消費は約98%がアメリカをはじめとする外国に頼っている。この98%の多くは”遺伝子組み替え”大豆(アメリカの大豆三分の二は遺伝子組み替え)」
ということは、《遺伝子組み替え大豆は使用していません》の豆腐や味噌などのパッケージ表示は、信用していいのだろうか。
疑えば大豆加工品は食べられないので、せめての防衛策として大豆加工品の”特売品”は買わないこと。ある人が言っていたが「安いのは、輸入品か豆粕を使っているから」。
それよりも地大豆を使っている豆腐を食べること。人間にとって「身土不二」は必要、”その土地に住む人はその土地で取れるものを食べる”これは人間の生命の真理と思う。
”遺伝子組み替え”が人体にどのような影響を及ぼすかは現時点では不明だが、将来は不安である。なんとなれば、問題が判明するのはいつも時がたってから。

  • 牛乳より大豆

骨粗しょう症の大腿骨骨折発症率は、アメリカ人が日本人より高いとの話がある。
理由は、牛乳より大豆製品のカルシウムの方が人間にあう、つまり体内に吸収され働く成分の機能性は大豆の方が高いということのようだ。
アメリカ人の歴史は牛肉と牛乳、日本人は豆腐や味噌、そして納豆。
本来は、牛乳は人間が飲むものでない、飲むとしても母乳がない場合の代用品までという考えもある。