南小国にある物産館兼食事処「きよらカーサ」の紹介

きよらかーさ

今まではなんとなく活気が無かった町の物産館が模様替えをした。
道の駅ではないのだけど、地元の野菜や加工品も販売し、レストランもある。
でも、レストランの利用客は少なかったようだ。
::影の声::ここにレストランがあるとは知らなかった、だってわかりにくいもの

  • 当時は失望した

私達もこの町に来た夏、食べにいった。定食屋のメニューだった。
小鉢にオクラの胡麻和えがあって割と美味しかった。値段も温泉街ほど高くない。
冬にも食べに行った。又、小鉢に同じオクラの胡麻和えが出た。トマトもあった。何故、今の時期?
レジで支払いの時、もっと季節感のある地元の特徴を出したほうがいいですよ、都会と同じ中身を求めに来る人はいないですよ、と辛口表現をした。

  • トップ交替に多くの人が期待

今年の春、館長が変わった。
知人をとおして、私達みたいによそから来た人の意見も聞きたいと言われた。
せっかく、山里の旬の食材があるのに使わないのはおかしい、と正直な感想を述べた。
館長も、レストランのスタッフもこれからの方向性、戦略を探し、人気の高い道の駅を訪ねたり、郷土料理をヒントにしたレシピを検討するなど奮闘されているようだ。

  • まず第一弾は

ゴールデンウイーク前、物産館に大きな看板が掲げられた。
山里料理バイキング!  大人1000円。
早速食べに行ってみた。いろいろ並んでいる。
      ー
旬の筍は煮物、木の芽和え。里芋、大根、こんにゃくなどの煮しめ
特産の大ぶりの生椎茸の煮物。ほうれん草は胡麻あえ、ツナ和え、卵との千草焼き。
干し大根の炒め煮。ワラビのおひたし。サツマイモのレモン煮、ジャガイモ甘辛煮。
うのはなあえ。大根と野菜サラダ。
ごはんは白ごはんと、椎茸、あぶらげの炊き込み御飯。
汁は椎茸、豆腐の味噌汁とコーンスープ。
漬物色々。デザートは旬のイチゴのサワークリムあえ、ミルク寒天。
白玉ぜんざいもある。小国ジャージー牛乳、オレンジュース、コーヒー。
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味は好みだから仕方が無いが、一工夫欲しい品も少しあった。
肉、魚無しの山里料理だが、おなかにやさしく、いくらでもはいる。
揚げ物が全く無いので若い人には物足りないかもしれないけど、まずは合格ラインのメニューだと思う。
新館長の元に結束し、集客方針の検討から実践段階に入ったところだろう。スタンスやターゲットは明確にしてあるだろうから今後に期待したい。

  • こんな集客はいかがでしょうか。

入浴バスツヮーのルートに昼食場所として提供するとか、弁当としてバイキングを中食として利用してもらう(デパートの量り売りふうに)とか。
それと、道路側に看板が欲しいな。