水が張られた田は安らぎを醸し出す
- 水俣・寒川地区棚田のイベント
5月20日に「棚田の明かり」が催された。
竹筒に麦わらを詰め、廃油の”バイオディーゼル”を流し込んでろうそくを作る。棚田の持ち主やボランティアおよそ20名がこのイベントを準備した。
”下弦の月”に見守られ、たいまつ1,100本が水面に揺らめく様は、苗から見れば大きな蛍に見えたことだろう。
泥あぜの為ろうそくに明かりをともすのも一苦労のようだった
- 阿蘇では知人の田植え
満願寺農園から離れたところで知人が苗の手植えをしている。
「棚田百景」にもノミネートされなかった?山間の水田だが、久住山系の水を得た水田にはおたまじゃくしやドジョウなどが生き活きと遊んでいる。
「米一粒に七人の神宿る」という”我々は自然から命を頂いている”このことわざがふさわしく感じられる水田には、自然の法則に従ったお米が秋にはたくさん実るだろう、と愛情込めた一本一本の田植えである。