花火には心躍る

花火

夏は花火。桜の心に通じる”華”と”一瞬”の魔力は、私を引き付ける。思い出話をしよう。

  • 大阪

世界一のPL花火をお薦めしたい。毎年8月1日の大阪・富田林にあるPL教団花火大会には約25万人が集まる。12万発だから数では世界一。
電車で行ったが帰りが大変、会場から駅まで普通に歩けば20分ぐらいかな、延々と2時間ラクダの行列をさせられた。昼13時頃会場着、炎天下で6時間ぐらい待った、そんな当日だったが行ってよかったし感動した。
天神祭りの花火大会は130万人ぐらいの人出というが、これは花火より祭り見物と思う。花火ももう一つだった。25日で今年はもう終わったと思う。
淀川の花火も良かった。2万発だから規模としては大きい方だろう。他枚方や茨木みなと神戸、大阪人は「いちびり」好みかお祭り大好きで花火大会も多い。そんなこんなで夏のお出かけは夜に限る。

  • 滋賀

琵琶湖での花火は8月8日に1万発。長野・諏訪湖の花火同様必見。湖面に半円求状に花開く様は特設会場で見ても比叡山のドライブウェイからの遠景でも良い。一等席のチケット入手には苦労した。行きと帰りと見物席の人並みが無ければ最高なんだがな。

  • 長岡

新潟・長岡はこれまた最高。地方都市で75万人ほどの見物客を集めるのだから人気のほどがわかる。
2万発でも中身が濃い。直径90cm、重さ300キロの3尺玉が上空600mで直径650mの大輪を咲かせる風景は心躍る。まだある。スターマイン(連発打ち上げのこと)もすごい。
花火だけを見るため遠路駆けつけたかいがあった。会場の信濃川河川敷近くの宿に泊まったから人出には苦労しなかった。

  • 見たかった

秋田・大曲の花火師競技大会は噂でよく聞くがとても最高らしい。九州からは遠い。もう見られないだろうな。

  • 今年みたい

10月21日、熊本・八代で花火師の競技大会がある。この種の大会は全国で年2〜3回しかないので是非行こう。

  • 一言

日本の花火師の技術は世界一だが、花火一発数万円から数十万円もする。最近は中国産が多いと聞く。欧米の花火は色の変化に乏しく、飛び散らない。やはり日本の花火は最高だ。