赤村の鳥越農園〜安心院の農家民泊〜玖珠のマロン卵

へり

  • 鳥越農園

大きなハウスではセロリの栽培、水田では小松菜などの葉物栽培を予定している農園を訪ねた。
30年の農業経験から自信ある言葉があふれる鳥越氏の話。
「長い間働きつづけ苦労ばかりだったがやっと遊べるようになった」「新規に就農する人の中には誤解している人が多い。自己流、自然任せでは現場主義になり完遂するまで何年もかかるので基礎や理論を充分に勉強した方が良い、そのほうが早い」「土地や気候条件は地域で違う。ある人がこう言ってるからといって同じやり方をしても地域が変われば通用しないことが多い」「自然が相手だから苦労も多い。被害があっても最近やっと達観できるようになった」

  • 龍泉亭(矢野家)

ツーリズムの先進県大分・安心院にある農家民泊を体験した。
夕方つくとご主人は家の前の畑で水遣りの最中だった。奥様は台所にいる気配。
なんか、田舎のおじいちゃんの家に泊まりにきたような錯覚に陥る。
まず、ふかしたての酒饅頭でお茶を一服。美味しかったので2個ぺろりと食べてしまう。奥様にお願いして台所で一緒に夕食の準備。ご主人がさばいた”鱧の鍋”に入れる”だご”を作り、青唐辛子を丸のまま炊き込んだ”こしょう飯”をにぎる。
さ〜夕食。夕食はご主人さんたちと一緒に自家製ワインで乾杯!5年ぶりに鱧を口にする〜ポンズもゆずこしょうも自家製、畑の野菜も美味い。ご主人が作ったしし肉とジャガイモのホイル焼きも美味・キーウイのワイン煮生ハムまきも美味。
”ユズボウ”はワインのみ過ぎでダウンした。

  • 山下鶏卵

100羽を超える平飼い養鶏で卵を販売している山下さんは、EM菌で飼料を作っている。「EMのおかげです。鶏小屋での独特な匂いがしないでしょう」「卵もそんなに黄色ではありません。色を鮮やかにする科学飼料を使っていないからです」
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そんなこんなの旅が終わり、帰路のドライブ途中に≪除草剤を空から撒くヘリ≫の写真を撮った。このヘリは1,000万円もするらしい。
リモコンで操作する人は”がんじょうな”マスクで顔を覆っていた。近辺のマスク無しの農作物達や家畜くん等はさぞ迷惑していることだろう。