久しぶりの友人と美味しいものを食べました

栗とムカゴ飯

大阪の友人を歓迎して”しゃぶしゃぶ”でもてなした。
鍋に入るものは、肉と野菜の素材を活かしたもの。

黒豚

鹿児島の黒豚には一歩譲るかもしれないが、飼育ー飼料ともに信頼出来る知人から購入した阿蘇・小国の黒豚。やはり食べてみると濃さを感じる味である。

ネバネバ野菜

野菜はモロヘイヤ、ツルムラサキ、エンサイの”満願寺農園ネバネバトリオ”にしたが、これはヒットだ。こんな食べ方でも良い味が出る。名前を変更してあげよう”しゃぶしゃぶ満願寺トリオ”に。
友人もはじめて食べるものばかりで感激し、笑いが止まらないようだ。

ずいき

ずいきも入れてみた。里芋の茎のことで芋がらとも言う。こちらは三杯酢の方が合うかな。

椎茸

この椎茸は、”ほだぎ”で育てたもの。これも味が濃い。

  • ご飯は栗とむかご

この地域では、今年は柿をほとんど見ないが、栗はたくさん実をつけている。そして、自然薯(じねんじょ)も山に入ればすぐ見つかる。ゴボウ以上に”うがつ”(掘ること)のが大仕事なので芋の実”ムカゴ”を採った。
栗とムカゴのご飯である。
そろそろ自然薯の茎も枯れてしまうので印=黄色いリボンをつけておこう。後日、地上部が枯れても印があればその根元を”うがつ”とイモが見つかる。

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黒豚の場合、以前からカナダ産が日本に入ってきていたが、アメリカも高価な黒豚に目をつけて日本市場に参入しつつある。それと熊本は”馬刺し”も有名だが、馬肉を食べる習慣は熊本以外に信州など日本では数少ないため希少価値になっている。そのためか、現在は馬肉用馬は北米産がほとんどで純国産は少ない。スーパーや居酒屋などで廉価の馬刺しがあれば、それは外国物と思ったほうがいいようだ。
牛肉にとどまらず豚肉、馬肉も出生ー飼育ー解体、飼料と連続すれば純国産は消えてしまうのだろうか。