これを見たら他は失望する

花火

第19回やつしろ全国花火競技大会を見た。
21日、熊本・八代球磨川河川敷で全国30の花火師が腕を競う大会。かの有名な秋田・大曲の競技大会や茨城・土浦の競技大会には劣るが、それに次ぐ内容の見ごたえ充分な大会である。
ここの花火を見たら「各市町村で揚がる花火大会は、線香花火に見える」と表する人がいたが、さもありなん、うなづける!

18時開会予定が一時間ほどずれて19時にスタート。待つ方の身になってよと言いたい。
でもでもやはりすごい。来て良かった。スターマインという連続200発の色とりどり四方八方大小さまざまに鼓膜破れんばかりの爆発音を9業者が競うのだから揚がるのは歓声ばかり。
また、なかなか各地の花火大会ではお目にかかれない10合玉(直径30センチ、7kg)の競技は30業者。頭の上300メートルの夜空を「四重芯変化菊」が覆ってしまう。真にみごとです。花火師の極意の結晶に大満足。

「オオッ、アアッ」首を直角に曲げて見上げ、口をガバリッと大きく開けて発せられるのは感嘆詞ばかり!!

  • 九州各地から約20万人の見物客と言うから混雑を避けるため大会は18時開催だが13時現地についた。

会場周辺の臨時有料駐車場を避けて、少し遠いが無料の臨時駐車場に車を置き昼の弁当を車の中で食べて休憩。とりあえず車の置き場所は確保できた。
それから15時ごろ会場へ。
20分歩いて河川敷についた。たくさんのテキヤが店開き。まだ太陽がカンカン照りなので日陰を探すがどこもいっぱい。かろうじて狭い日陰を探し出して新聞紙を敷き、ほっとした。
だんだん薄暗くなると人もいっぱいになり、座る所も更に狭くなる。
突如騒がしい隣人グループが「これ食べませんか。ご主人、ビールどうぞ」と宴会にお呼びがかかった。さあ〜花火開始まで宴会だ。見回しても野外の宴会があちらこちらで演たけなわだから構わないだろう。

  • 競技が終わり、最後の打ち上げクライマックスも見ずに会場を後にした。

混雑を避け、早く出ないと延々と渋滞が続くので夜中に自宅となってしまう。バスツワー参加者の話では駐車場を出るのに2時間かかったらしい。