聖バレンタインデーに引越し

ストーブ

かわいい大阪の妹からプレゼントされた「ゴディバ」チョコを一日一個、口にほおばりながら一週間かけて新しい住まいに荷物を運びこんだ。それもやっと昨日終わり、部屋の中はダンボールで埋まってしまった。生活できる住まいになるには今月いっぱいかかるだろう。
新しい住まいにも現実には大きな問題が二つある。

  • 異物が二本

電気、電話、光ファイバーの引込み線が雰囲気を壊してしまった。
電柱二本が我が物顔にのさばっている風景は、生活のためには必要ですよ、といわれているようで耐えなければならないなんて。
極力細く、控えめに目立たないように電力会社とNTTと交渉して異物二本を建て、線が触れないように木までも伐採して残念だ。

  • 地中から異物

家の裏手、山を削ったところの一部には霜柱がすごい。地下水や山水など水の流れにも注意をしながら霜柱対策も必要になった。
ザッザーと気温零下になる朝は、霜柱があるところは土が流れていく。日陰に強い植物を植えなくてはいけないが、どんな生き物があるのだろう。「雪の下」がいいかな。

  • これで引き締まった

窓に格子をつけた。
圧迫感があるかな、いやそれとも暗くなるかな、いやいやイメージが乏しいな、などと窓はすっきりとすべきであるとの思いで完成した家だったが、腕がいい「小椋住宅」の大工さんのおかげで落ち着いた格子をつけることができた。
最後の最後にまとまった格子、頭で考えてイメージしてもやはり現実の姿とは雲泥の差なんだ。机上に描かれた絵よりも心に響くのは現実の姿だった。