除草剤と草の花と稲の花
- つかの間の花
8月7日、穂は出ているだろうか、ワクワク気分で田んぼに行った。出ていましたよ。籾殻(もみがら)から白い小さな花が顔を出している。
花の命は数日間、咲いているのは数時間と言われる。受粉すると籾は閉じる。はかなき花の命は閉じられても穂は子孫を残すため(生殖成長期間)時間をかけて熟していくのだ。
- 罪な除草剤
草取りを二度しかしなかったから畝間には草がいっぱい。無農薬栽培では除草が難関だけどこれも安らぎを得るための楽しい苦労、、、、楽労?と言おう。
知り合いの農家の方は年々除草剤の回数を減らして今年はゼロに挑戦といわれていたが、我慢できず一度だけ許して、と撒いてしまった。
一度でも散布すると「無農薬米」では販売できず残念である。
- 君は何だ
稲の間から覗いている君は誰だ。
花まで咲いているが名前はなんと言うのだろう。草より稲の方が背丈は高いから草は日陰になりもう大きくならないだろうけど”雑草の開花”とはやばい。草取りの反省点一つあり。
- 9月末
冷夏、暴風雨などの激しい天候不順も無く、現状維持がコンスタントに続けば「こうべがたれる稲穂かな」の嬉しい風景が始まる時期は9月末ごろかもしれない。
5・21田植えイベントから77日。手植えした三本苗もたくさん「分けつ」してこんなにりっぱになった。頑張ろうぜ稲君たち。