麻生さん、”景気”よりも政治に”意気(息)”を感じさせて

映画『前編「チェ 28歳の革命」』を観た。
おごり高ぶらない、常に目線は大衆の位置にあるチェゲバラ。”高い椅子”に座らないゲバラは私たちに教えてくれる。金銭的豊かさよりも人間的暖かさが大切なことを。
ハンセン病棟に寝泊りするなどして各国を旅し、様々な人々と交わることでそんな目線が養われたのだろうと想像してしまいました。
映画が終わり、ふと浮かんだのは麻生さんです。白いスクリーンには空虚さを感じる麻生さんのシルエットが描かれていました。とてもさびしい人です。渦中〈うずちゅう???〉の人です。
麻生さんは”景気”が最重要課題のようです。あらゆるシーンで”景気”の連発ですが、その前に私は”元気”が欲しい。多くの人が”元気”になれば”景気”は良くなると思いますよ麻生おぼっちゃま。国民が何を望んでいるかの空気を読んで、国民一人ひとりに判断させ、その結果が元気になる『景気の元』になると思います。人生”意気”に感じる政治が欲しいです。
「真人の息は踵を以ってし、衆人の息は喉を以ってす」荘子
道理を悟った真人はかかとから”息”を吸って全身をめぐらせ、かかとからゆっくりと深く吐き出す(丹田呼吸法)、一般の人の呼吸は喉で浅い、との意だが”息”はこうでなくっちゃ。私たちを導いてくれる人は、リーダーとして日本全国に血が通う”息”をして欲しいと切に願います。