コウジは何でも知っている


大分佐伯市にある「糀屋本店」へ遊びに行きました。http://www.saikikoujiya.com/index.html
小国から約100キロ、およそ2時間は交通量も少なく快適なドライブでした。阿蘇から海原を目指すなら天草は遠く、大分や別府がお勧めのようです。昼食は大分に行ったら是非味見を、とお勧めの『ごまだしうどん』を美味しくいただきました。ということでお土産は「お食事処・味愉嬉」の”ごまだし”になりました。

  • 水餃子の皮を麹を入れて作りました

強力粉、薄力粉半々に塩麹と熱湯をいれこねて寝かします。
そのあいだに具作り。三枚肉を包丁でたたき塩コショウ、それにたっぷりの刻みネギとニラ、麹漬けのニンニクも入れました。
皮作りは、なかなか既製品のようにまん丸に伸ばせません。ま〜口に入れば同じとそれぞれに個性的な形になり、それをゆがいて熱々をほおばる・・・もっちり、それでいてつるりと何個でも入ります。

  • 楽しい講習会でした

主宰の”麹屋ウーマン”浅利妙峰さんは明るくてパワフルな女性でした!
麹は生き物、一緒にいると自然と笑顔がこぼれるんですよとのこと。講習会はいつも楽しさに満ち溢れているようです。発酵食品大好きの私”魔女キリコ”も楽しく遊ばせていただきました。甘酒も美味しくて皆様、有難うございました。

  • お味噌は木もれび庵で作りました

去年は一人で麹から作りましたが、温度管理などが大変で4キロしか味噌は作りませんでした。
今年は産山・玄米会の若い皆さんと一緒に作り40キロ仕込みました。麹は取り寄せて天草の天然塩を使いました。
大豆は2晩水につけた後、木綿袋に入れて岳の湯、はげの湯温泉の湯気で1昼夜蒸します。湯気で蒸された豆はあめ色で味がとても良いです。(湯煙で覆われるこの温泉ではいろんな野菜を蒸しているようです。木もれび庵から20分ぐらいです)
時々つまみ食いしながら熱々の豆を杵で黙々と潰していき、40度くらいにさめてきたら塩麹を満遍なく混ぜいれ団子状にします。空気を抜くために容器に投げ入れてから丁寧に平らにしてつめます。
その後、重しをして熟成するのを待ちます。
こんなに手をかけた手前味噌、赤ちゃんをあやすように手のひらで抱いた味噌は美味しいでしょうね。