ここでは今が麦の秋?

Kさんが今日も手伝えますと言ってくれたので、小麦の麦扱(むぎこき)を予定に入れました
パン用小麦の”みなみのかおり”は6月に刈り入れてから、なかなか脱穀の時間が取れなく小屋に吊り下げてありました
「光農会」(ブログあります)の大谷さんに相談すると、昔ながらの麦扱(むぎこき)機を運んできて下さいました

テラスでの朝食後、さっそく作業開始です

麦扱機は最初に回すとき、手で少し向こうに回してやると、スムーズに動き始めがんがん働いてくれます

でも、足のリズムを上手くしないと、穂が上手く落とせません
シートの上に器械を置いて、飛び散らないように前にゴザをあて回しはじめます
Kさん始めてなのに上手です

びゅんびゅんびゅん、ぽろぽろぽろ
びゅんびゅんびゅ〜ん、ばりばりばり
うー、脚、あし〜交代、バトンタッチ
びゅんびゅんびゅんびゅ〜ん、うーあし、あし



二人で、ひっくり返り、脚を休ませます
草の上に大の字に寝転ぶのは本当に気持ちがいいです


脱穀された小麦がシートにうず高く集まります
それを、ざるですくい、風を背にして、殻を飛ばしながら実を集めます
 麦藁は畑に帰ります



麦秋”は、麦が色ずく初夏の季語、なのに今は稲の色づく秋、稲刈りのシーズンまっさかり
「農園 ナ・ティーボ」ではやっと麦扱終わりました



             「松の風 麦扱器械 よくまわり」  高浜虚子
                
黄金色の穂を通って来る風は、うっすらと汗をかいた身体には心地よく、作業もはかどりました
大谷さんいつも応援してくださって有難うございます
Kさん、草刈、麦扱、根菜類の種おろし、有難うございました
これからも、あつかましくお願いいたします