春は名のみの

梅一輪、一輪ほどの・・・あったかくないっす!
ほんとに、今日も風が冷たく小雪もチラホラ
薪ストーブ、昼間から焚いてます


それでも、気になっていた梅が一輪ほころんでいました

もともと、この地に植わっていた小さい梅の木なのですが、
実の大きさがデザートの煮梅にちょうどいいんです
去年は雪で花がやられてしまい、実が結びませんでした
今年は雪や霜の被害にあわず無事に実をつけてくれると嬉しいんですが


ワンの散歩道の中間ぐらいの家に牛さんがいます
どうしているか、ちょっと覗いてきました
去年生まれた子牛もいますが、恥ずかしがり屋です

お母さんが、うちのこになんか用?と詰め寄ってきました



この付近の牧野組合では、”夏山冬里”で放牧しています
つまり、4月〜11月は放牧、12月〜3月は舎飼です


この牛さんも野焼きが終わり緑が芽吹くころ、原野に放牧されます
原野の前を国道442号線が通っていますが、其処はもちろん歩きません
昔からの放牧の道があるそうです
この家では叔母ちゃん1人で牛さんを原野に連れて行きます
子牛を先頭にすると、親牛がついて行くんだそうです
まだ、私はこの風景を見たことがないので、今度頼んで見せてもらおうと思います


3月にはいると、春の訪れを告げるように阿蘇の火祭りが始まります
野焼き、火文字焼き、火振り神事、夜神楽などです
火が好きなキリコはこれから、追っかけでわくわくしてます


ひと雨ごとではなく、ひと火ごとに阿蘇は春めいてきます