野草の声を聴く〜ファン・デグォンさん生命平和ツアー

今夜は知人の波多野毅さん主宰のTAO塾で行なわれた
韓国の作家で環境平和活動家の
ファン・デグォンさん講演及び会食会に出かけてきました[

彼が書いた「野草手紙」(NHK)は80万部を越えるベストセラーとなってます]

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ファンさんは、1985年、当時のチョン・ドファン政権時代にねつ造されたスパイ事件により「無期懲役」の宣告を受け、30歳から13年間の長い月日を刑務所で過ごしました。

生きる希望を失い、また拷問や劣悪な刑務所での環境に身体を病んだとき、ファンさんは「生きのびなければ」と思い自然療法に目を向けるようになります。そのときに目に入ったのが、刑務所の運動場に生えている小さな小さな野草たち。そこからファンさんと野草とのいのちの交流がはじまるのです。
(詳しくはNHK出版『野草手紙ー独房の小さな窓から』をお読みください)
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文と写真はナマケモノ倶楽部より抜粋(カメラ忘れたんです)


彼は食事やお茶で野草と付き合い、身近に生息する小さな生き物を観察して

「無数に存在する生命は、互いにひとつにつ ながっている」という自然の法則を知ってからはボロボロの体も精神も癒されてきました

1998年の釈放後、社会復帰してからはイギリスに留学し農業生態学を学び、地球全体の生物の在り様を考え、栽培野菜だけを重用する効率主義の現代社会に警鐘を鳴らし続けています
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草や虫と関わってみると、人はいかにかれらの恩恵を受けているかよくわかります
それなのに自分たちの不都合だけで雑草や害虫と呼び、排除しようとします
それは人との関係においてもそうですね


すべての源は同じ
今を生きている共同体と思えば愛おしさを感じます