お宝

安心院の見所をネットで検索したら、アマテラスの娘と美術館が気になりました
Kさんとは、お昼に会うことにしていたので、Sさんに案内してもらいましたが、五重の塔とその美術館は凄いところでした
明治28年にこの地で生まれ立身出世した糸永貞樹翁が、成功した自分があるのは第一に両親はじめご先祖のお陰であり第二はこれまで接してきた周囲の多数の方々のおかげだと、由緒あるお寺だった大建寺の跡地に故郷への報恩感謝の念を込めて建立されたそうです
そして所蔵していた美術品を無料で一般公開することにされたそうです
日本画漆器、陶磁器、古伊万里、洋画、ベネチアングラスなど800点
あまりが展示されています
日本画掛軸は円山応挙雪舟岡倉天心狩野芳崖狩野探幽横山大観、などほとんどが重文級、国宝級です

紀州徳川家伝来の釈迦三尊三幅対

これが、個人の所有だったなんて、そして、予約すれば無料で拝観できるなんて・・・凄すぎます
糸永貞樹翁ご自身は、それはそれは質素な生活をなさっていたそうです
本物を見分ける目というのは本物に触れていなければ養われないものと思います
こんなに素晴らしい美術品、たくさんの方に見ていただきたいですね





それから、この地には天照大御神の3人の娘が降り立ったと言い伝えがある場所があります
そこが三女神社です
祭神は田 心姫命(たごりひめのみこと)、湍津姫命(たぎつひめのみこと)、市来島姫命(いちきしま ひめのみこと)他10柱神で、天照大神の子の「三女紳」であると案内板に記されていました

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天照大神が三女神をこの国に降されるとき、高天原の石を取られて「この石の落ち止まる所に鎮座せよ」と 言って投げられた石という伝説があり 大地から生えたように三本の石が棒状に立っています


今は、人の手が入ってなくて少し寂れてます
意図的に隠されているのかもしれないねとSさんは言ってました
でも、お宮は明るい雰囲気でしたよ