詞集たいまつⅠ

今日久しぶりに、ユズボウの書棚を覗いてみた
そこに叫んでいるムンクを見つけた
彼の愛読書   ”むの たけじ”の詞集「たいまつ」
学生運動、組合運動に取り組んでいた時、彼を勇気づけたであろう詞の数々
そして、百姓となってからも彼の中で生き続けていたであろう詞
これは1967〜1974年までのをまとめた評論社の新書版である


”むの たけじ”は書いている
読書は第四の食事である。望ましい作法は、他の食事と同じである。
暴飲暴食は精神に下痢を起こすだけである。
一度に多量ではなく毎日かかさず適量を摂取すると一番ためになる。


頁をめくれば必要な時に必要な詞にめぐり合う
これはそんな詞集だと想う
あらためて読んでみてもたくさんの詞の中から一つを選ぶのは難しいけれど
今日はこの詞が胸を打つ 




     美しい生き方があるとすれば
                それは自分を鮮明にした生き方である