春菊の命(関西はキクナ)

春菊は大葉、中葉、小葉とある。関東では香りが強い小葉を好んでいるけど今の市場は中葉が大勢になっています。強い香りを敬遠する傾向が改良に結びついているようです。
ビタミンCはほうれん草より少ないが、カルシウムは多い方。鍋の季節は栄養価よりそれを囲むムードが大きいので香りもそれを引き出す役割になり、日本人好みになっているのでしょう。
傷みやすいので市場用には株張りの良いものがいいらしいけど、美味しいのは間引いたもの、生長部のつまみものが一番。畑から直送、しかも昼取りでデンプンいっぱいこれ一番。