蕎麦にまつわる話

熟柿ケーキ

  • 写真は自家製ケーキ

自家製ソバと畑の熟し柿で作りました。
青森産のリンゴをモンゴル塩でまぶし、少し発酵した柿を発酵バター四葉扱い)であわせました。卵は入っていません。
おっさんには甘すぎる。でも大阪・茨木の行列ができる某ケーキ屋に陳列してもいいレベルと思います。

  • 阿蘇・小国のソバ街道

日本全国、寒いところにはソバがあります。うどんよりソバですネ。信州で食べたソバは美味かったナ。一度食べたいのが山形の「寒ざらしソバ」。
阿蘇では波野村がソバ産地ですが、生産が追いつかず地産地消とはいかないようです。小国にもソバ屋は多いのですが、阿蘇産のそば粉を使うところは少なくブレンドになっています。しかし、数軒ありますよ。地元産のそば粉を使い手打ちで食べさしてくれるところが。小さい店です。

  • 臼と自家製ソバ

ソバを育ててみました。湿気を嫌うので多湿の地域にはあわないのですがどうにか収穫できました。
それを農家の蔵にうずまっていた石臼で大胆にも挽いてみたのですが何と。なかなか挽けない。疲れた頃反対に回したら出てきました。右回りでなく左回りだなんて。しかし、出てきたのは半分だけ粉というもの。もう止めた。機械で挽けば酸化するので石臼がいいのだけど時間と力がかかり昔の人はやはり偉かった。
(ソバの芽の香りに惹かれ猪がでてきたのだろうか。部分的にソバ畑がデコボコ)

話題のダッタンソバは日本でも少なく、日本のソバ自給率は20%で中国やアメリカ圏からの輸入に頼っている。(お米さえも100%を切り日本は食のほとんどが外国頼り)
小麦はひどく、以前は40%の自給率が今は10%以下。しかも遺伝子組み替えやポストハーベストの悲しい問題があり、他人に頼る日本人を大いに憂います。

  • 偽装ばかり

ソバの芽中国産がいつのまにか日本産(岡山と山梨の業者)。中国米をコシヒカリと(福井県)。オーストリア産小麦が香川産に(K農協)。商売になるとやはりこうなるのでしょうね。