キムチは美味いが失敗談もある

在日コリアンのオモニ(母)ほどではないがキムチを作ってみた。
僕のキムチは薬食同源の陰陽五行説に習って、味より理屈に傾いたキムチです。五色は赤の唐辛子、緑のネギ、黄のニンニクandしょうが、白は白菜and大根、黒は塩辛。そして五味は塩がアミエビandイカ塩辛、甘いは蜂蜜andリンゴ、酸は焼酎and豆版醤、辛いは唐辛子、苦いはしょうがなどなど。
野菜はすべて自家製だけど他のレシピは極力厳選している。唐辛子は中国や韓国の友人から種子をもらい育てたが収穫後、粉にするのが大変。乾燥させて輪切りにしてすり鉢で粉状にする作業は疲れる。だから、すり鉢は今のところは使わず輪切りまでで留めている。専用のすり鉢を買ってからしようと思う。せっせと切るそばで魔女が「はっくしょん」。「アッ、飛んでしまうじゃないか」。
ある日この作業で大変な目にあった。手に唐辛子がいっぱいついたのでよく洗い、その後トイレに行って小便をしたが、しばらくして食事中に”かんじんかなめ”がヒリヒリしてくる。しまった、以前の経験が生きていない。指で触ってはいけなかったのだ。夕食を中断してお風呂に飛び込み、部分的に熱かったが我慢だッ!!ため息一つ。ほんとに「アホカッ〜」。
大阪時代は生野区の鶴橋・国際市場、通称コリアンタウンによく行き、焼肉を食べたりお土産にキムチを買ったりしたものだ。ここの焼肉は天下一品でメジャー級、全国から食べにくるほど美味い。でも一言ご注意事項あり。匂いが付くから難点だが、今では無煙の器具を多くの店が使い、それは解決方向にある。
冬はキムチチゲ(鍋)が最高です。
つかりすぎたキムチを使うキムチチゲ、嵯峨野豆腐でなくとも普通の絹豆腐で作る豆腐チゲ。キムチチゲのレシピは、鶏がらスープに炒めた豚肉と玉葱を入れる。そして、白菜キムチと豆腐(木綿で良しの人もいるが)などあとはお好みを入れたら美味しいよ。