春は”いのち”を感じる

写真は【のびる】

昔は春のいぶきを野山や里山で感じて、そこで採れるものを命の源にしていたのではないだろうか。
野山を歩くと食べごろの山菜がたくさん見つかる。苦味や渋みがあるといって敬遠する人もいるが、この成分は「ポリフェノール」で野菜よりたくさん含まれている。
自らの生命力で発芽して、生き生きと成長する山菜には当然、市場に出回る野菜には乏しい”いのち”がたくさん宿っていると思う。
そしてイメージすることがあります。
「不可能な?ダイエットに今も苦しむ挑戦者、そしてスリムな姿を夢見る乙女達よ。
満願寺農園はあなた達を導いてくれるでしょう。。。。。。。。」

野草を食べていたら解決するだろうな〜〜なんて。

  • 蕗のトウや藪萱草の他に今、満願寺農園に見られる山菜

【アサツキ(浅つ葱)】エゾ葱の変種でラッキョウ形の鱗茎がある。寒冷地に育つ。止血に使う。酢味噌和えが好き。
【のびる(野蒜)】アサツキとよく似ている。味噌つけて酒の肴にする。強壮・強精にいい。都会の街路樹、足元付近にも見つけることができる。
【よめな(嫁菜)】キクの仲間、嫁菜飯がいい。薬用は虫刺されなど。昔、お嫁さんが春の野でこれを摘む姿がそっくりだったところからついた名。
よもぎ(蓬)】草餅といえばよもぎだが、以前はハハコグサを日本では使っていたらしい。朝鮮の風習が入ってきてからよもぎになった。
【セリ(芹)】競り合って群生するのでセリ。胡麻和えが好き。血液をきれいにする。