手作りパンは畑で生まれ、自家酵母で成長する
1週間ほど実家の母の看病で上京し、家を留守にしていた。
帰宅して一番に覗いたのが、冷蔵庫の中のパン用の天然酵母たち、それはリンゴ酵母、バナナ酵母、デコポン酵母・・・みんな大丈夫でひと安心。
何回も種を継ぎ足してきたのでたくましくなってきたみたい。
- 自家酵母
天然酵母パンを作り始めて1年ぐらいになる。最初は自信が無くて、自家酵母にドライタイプの白神山地酵母を少しブレンドして作っていたけれど、今は自家酵母Onlyで十分膨らむ。
リンゴ酵母はどんなパンにも使えるし、バナナ酵母はちょっと菓子パン風なもの、オレンジ系のデコポン酵母はライ麦をブレンドしたハードタイプのパンに使っている。
【写真は冷蔵庫の酵母菌たち】
- 手作りパンの手順
夜に、満願寺農園で育った自家小麦のミナミノカオリを手動粉挽器で挽いて、パンをこね始める。約一時間、ハンドルを回してからこねる作業はチョット疲れる。
ビニール袋に入れ冷蔵庫で一晩低温発酵させるが、それだけでは発酵が不十分なので朝6時ごろ取り出し、1時間ぐらい布団の中で抱っこしてやる。
自家酵母は、人肌の温度が一番心地よいらしい。
- 一次発酵
頃合を見計らい、とりだして人さし指でフィンガーテスト。むちっと弾力のある心地よい状態の酵母菌たち、今日も満足しているようです。
これで一次発酵OK。それからベンチタイム30分。
- 二次発酵
ベンチタイム終了後、型作り。そして、37℃をモノによって一時間から二時間あたえ二次発酵を促す。
最後はオーブンで焼いて出来上がり。