内壁塗りと中島明子氏

壁塗り

二日目は新たに助っ人ふじもと氏が子連れで登場。もう一組の「田舎暮らし」夫婦は多忙で不参加。

  • ランク

パーマカルチャー九州代表の松下氏と建築カテゴリーのプロ、小椋ジュニア氏を除いて「塗りランク」を勝手につけてみた。
初日は、俗名”だんご旦那さんと首から上奥様”の中島夫婦がトップだったが、二日目には僕が追いつき頭一つ抜けたようです。僕の大胆な”波乗り塗り”が評価されたかな。ふじもと氏は今日が初日のため出遅れが響いたか、後方にランクされました。そして問題児が一人、やはり魔女キリコです。魔女は壁塗りという高貴な仕事をしたことが無いのか、小学生のふじもとジュニアと同列の評価がいいようです。大御所のみやた氏は特別席にしましょうか。

  • 塗った場所

居間とキッチンとプライベートルーム、寝室にトイレ。塗らなかった所は、廊下とバスルームと玄関。天井までは手が届かなかった。

  • トイレ・サインなど

一日塗り職人の会話が響く。「トイレはじっくり!!観察されるから家のオーナーに任せようよ」「サインをいれたら誰の作品かわかるな」「ふじもとジュニアの顔跡をいれたらいいよ」「それは怖い怖い」

珪藻土WS参加のため遠く埼玉から駆けつけてくれた中島氏は2001年、乳がん二期になるが玄米菜食他の取り組みで心と身体を一転させ、今は健やかな満面の笑みを振りまく。
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「いのちの太陽たち」藤井しのぶ編著・人間出版発行から中島氏のページを一部抜粋。

休みもとらず、憑かれたように仕事に没頭して三ヶ月。ようやく一区切りを迎えてホッと一息ついたある日のこと・・・・。
一週間後、ご主人と聞いた細胞診断の結果は、二期の乳がんだった。毎晩布団の中で泣いていたとご主人。
ご先祖からの親切な警告では。「こんな生活しているとやばいよ」と気づかせようとガンにしてくれたのでは。
再発予防、それが闘病のテーマとなった。予防の為の闘いはただちに始まった。
初めは興味の中心は健康食品などの<もの>世界、しかし一番大事なことは<こころ>と気づく。
ガンを治すことは創造的な行為。人生がすっかり変わるんです。
本当にガンになってよかった。
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旦那さんの大きなサポートでここに至った中島氏は現在、NPO法人「ガンの患者学研究所」さいたま支部長。体にやさしいガン治療、癒された心、Weller Than Well(ガンになる以前よりも心身ともに健康で幸せな毎日を送る)を目指す研究所の本部は横浜市にある。ホームページはhttp://www.naotta.net