銀色の原野を駆け抜け、最後の授業へ

今年の柿木シェフの料理教室は今日が最後

銀色のススキがおいでおいでするミルクロードをぶっとばし、菊池ロードをかけぬけ1時間半
本日のメニュウは

1.テンペの照り焼きサンド
  テンペを焼き、照り焼きのタレにまぶす
  全粒粉トルティージャにレタスをしき、照り焼きテンペを載せ、豆腐 クリーム、野菜、ナッツを重ねラップサンド状にまく
1.トウモロコシのクリームスープ
  玉ねぎをステームソテーして甘味を出し、トウモロコシ、豆乳、あわせ味噌、だしをミキサーにかける
1.ひじきと野菜のさっぱりマリネ
  ゆでたヒジキといろいろ野菜を柚酢・梅酢・醤油・温めたごま油もマリネ液で和える
1.ピーナッツバラークランチのムース
  粉寒天と葛粉、甜菜糖、豆乳を温め、そこにピーナツバター、米飴をいれ、1〜2分沸かし、カップに入れて冷やす

テンペはインドネシアで食べられている納豆みたいなもの
バナナについているテンペ菌でダイスを発酵させた、良質の植物性たんぱく質
納豆みたいな臭味もなく、食べやすいし、料理のレパートリーも広がる材料だ
トルティージャはとうもろこし粉を薄く焼いた、くれーぷみたいなもの

ひじきは常に食べていただきたい食品
乾燥した長ヒジキはよく見ると血管の様子
形は形を現し、同じ働きがある
ヒジキはニカワ質が多く、コラーゲンを含む
血管壁を強くし、血のめぐりをよくするので脳梗塞や脳疾患の予防にもなる
同じヒジキでも、芽ヒジキは長ヒジキより陰性
伊勢産ヒジキより長崎産のヒジキは陰性
季節、住む場所により使い分けるとよい


ピーナツなどのナッツ類、トウモロコシ製品などには有機栽培以外のものは”アフトラシキン”というカビが入っている可能性が多い
これは乳製品の”カゼイン”とくっつくと肝臓がんになる可能性が強い
外国産のものからはアフトラキシンの検出されるものが多い
植物性の油だから、動物性より良いと思っているだろうけれど、身体にとっては同じ
白パントーストにピーナツバターを塗り牛乳を飲む、
確実に危ない組み合わせだな〜

米は粒のまま食べるので、日本人は丸のまま、和をよしとする
実るほど頭を垂れるので、他の人にも素直に頭を下げて、和を保つ
粉物は細かく崩さなければ食べられない
細分化されて個々の考えをすごく大事にする、和より自分の事が大事
だから、パンを食べる民族はグレーゾーンがなくて、黒か白で決め付ける

肉も食べても良いけど、その分地球環境を壊すということを自覚して欲しい
ハンバーグ1ケ食べると17キロ四方を砂漠化させる
牛を育てるの飼料を作るため森がどんどん伐採されていて、急激に地球は砂漠化している
その一端を肉を食べることでになっているという自覚をもってほしい

今日の柿木シェフ語録も目から鱗だった
シェフも自分から言うように料理3に話7ぐらいの楽しさと驚き
楽しかった料理教室、来年もあるといいな〜
何回か同じテーブルで一緒に学んだ方ともメール交換して、再会を願う


今日も、いい日だったな〜
明日は”手打ちそば しゅん”の日帰り旅行
長崎県の平戸に美味しい魚食べに行くんだ
早く寝なくっちゃ