はっちゃんのお米は、いらんかえ〜

田んぼのオーナーは、まだ50代、親しみを込めて”はっちゃん”と呼ばせてもらってる
米作り○十年の大ベテラン
ユズボウが3年前に無肥料・無農薬の自然農法米を作りたいといったとき、困惑していた
収量は少ないだろうし草取りが大変と聞いている
ヒエがはびこると他の田んぼに迷惑かかるし・・・
それでも、五畝の田んぼを貸してくれた
ちょうど、所有の田んぼでは一番上で、清らかな水がすぐ引き込まれている、

自然米を作り始めるとき、「はっちゃんも一緒に作ろう」と口説いた
でも、1町もある田んぼ、とても無理としり込みした
2年目又、口説いた、少し心が動いたけど、踏ん切りがつかなかった
今年、「キリコさん、田んぼは一人ではもうむりだろ〜やめるね」「やる、安全な米作りたい」
あきれてた、たぶん心で思ってたね、なんと頑固じゃと
でも、そのとき、もうひとつ心で思ったんだろう
ここまでこだわるのはなんなんだろうと
奇跡のリンゴ木村秋則さんの本を借りていった
そして「まず俺も1反だけ頑張ってみる」


田んぼは土もそうだけど水の管理が大変気を使う
特にこの地は冷涼なので細かい目配りが必要なのだ
五畝のたんぼは”たゆたゆ”から離れているので毎朝毎夕、自分の田んぼと同じように見回り
水の管理、畦草刈、ついでにヒエもぬいててくれた
そのおかげで稲刈りも無事に終えることが出来た



そして、はっちゃんの1反の田んぼからも美味しい新米が出来た

嬉しいことに高松の無何有庵さんからたくさんの注文を頂いた
友人知人にも声かけて、注文を頂いている
確かに無農薬米は除草や管理に大変な手間が要る、だから、流通米より高いかもしれない
でも、農薬使っていてもコシヒカリだアキタコマチだとブランド名をつけたものは高くても買われているよね
阿蘇のお米は水がきれいで美味しいといわれる
その中でも高冷地の小国郷の米は特に美味しいといわれている
無農薬米は通販や自然食品店ではキロ800円〜以上だ
はっちゃんはたくさんの方に食べてもらいたいからと、頑張ってキロ600円にした
1袋30キロの方は送料込みでいいとのこと
毎日口に入れるもの、身体に良くないものはなるべく入れたくないし蓄積したくない
そんな思いで、日本の主食のお米を大変だけど安心な農法で作っていただきたい
そして、そんな農家さんを支えていくためにも、安心な主食のお米を食べ続けたい

どうそ、はっちゃんの心のこもった新米を買って下さい