美味しい”サラダ玉葱”も無農薬

サラたまちゃん

日本は、たまねぎ生産国第二位らしい。
黄、赤、白いろいろあるが、”サラダ玉葱”は真っ白です。
熊本・水俣の”サラダ玉葱”は「サラたまちゃん」のネーミングでブランドになっている。

雑草防止と地温保持のため黒ビニールが張ってあるが、農薬を使わないグループの畑です。このマルチ栽培は冬場の乾燥対策にはよいそうです。
私の「満願寺農園」は自然農栽培のためビニールは使わないし、無農薬。
それぞれの栽培法ですが、無農薬という点では一致するので意見交換はしています。

  • ”サラダ玉葱”とは

3月下旬に収穫する極早生種のたまねぎ。苦味や辛味が無くサラダでよいが、貯蔵には弱い。
東海地方、熊本での栽培が多い。
保存が利く貯蔵型品種は、この玉葱に遅れて収穫される。

  • 満願寺農園にはサラダ玉葱は無理

積雪あるところはこんなに早く収穫できないので、早生種(わせしゅ)でなく保存が利く晩生種(おくてしゅ)をゆっくり栽培します。
しかし、世間はあせって早く市場に出そうと”サラダ玉葱”を作ります、高く売れるから。
デトックス作用があり、米の「デザイナーフーズ計画」でもがん予防食品の高ランクに挙げられて、玉葱は人気物。そのなかでも春のみの”サラダ玉葱”、みんな早く食べたいなサラダで、というところでしょう。だからこの品種は売れています。
水俣の水田の裏作は、見渡す限り”サラたま”畑。
保存には弱い、でも保存したい方は湿気大敵なので、風通しがよく暗いところを探して吊り下げることです。