2005-01-01から1年間の記事一覧

白菜のちょんまげ

冬の鍋物に不可欠、しかしすき焼きには水分が多すぎて嫌われる白菜だけど僕は大好き。 ちょんまげをして畑にちょこんと座る白菜は、北風が隙間をこじ開けても、雪が重くのしかかっても耐える野菜です。ちょんまげをしたら身体が温かいようです。温かいからア…

とても心配

雪と凍結で畑にいけない。 とても心配なのが大根娘や人参坊や。カブは黒服でカバーしてるから大丈夫だろう。コマツナとチンゲンサイ、春菊も服着せたから。阿蘇高菜やエンドウ、玉葱はまだ幼いが強いから安心。白菜はちょんまげして全体をカバーしてるからこ…

ワークショップ報告(於東京)その三

今日もまたニコニコ笑顔を電話の向こうに想像させるような声だった。この報告、印を結び気を静めて読めばあなたにも解る、かな? 「あるエッセンスは、潜在化の意識を顕在意識として浮上させ、そのトラウマを解毒する働きがとても強いのです。ドラッグや毒物…

終の棲家探しFourteen

小京都・日田市方面も探した。 土地だけでなく家も見た。古民家ほどではないが古い家である。年寄りがいなくなり若い人は便利な所にすんでいるという。ユズやカボスなどがあり実がわんさかついていた。畑も広い。 家の内部を見た。天井が低く、鴨居が頭すれ…

孫の悲鳴

高齢のおばあさんを火葬した。 告別室から火葬ホールまで泣き続ける娘さんがいた。お孫さんだろう。火葬スイッチを押すなと言う。おばあちゃんを連れ戻しに行くと言う。 孫娘「私は、おばあちゃんに何もしてやっていない」母親「温泉にも連れて行ったじゃな…

ワークショップ報告(於東京)その二

楽しい毎日なのかハイトーンの声で報告があった。「10時から18時まで目いっぱいのデモンストレーションがありました。エッセンスがたくさんあり、それぞれパワーが違うので試すことたくさんです。ボトルを近づけるだけでその気を強く感じたり、痛みをとるの…

5センチ積雪

日本列島白銀の世界の今日は、阿蘇も真っ白でした。NHKは「寒気は今日がピーク。しかし、低温傾向は続く」と言っている。 最高気温3℃最低気温マイナス2℃ですから東北・仙台より寒い日です。昨年の12月5日は最高13℃最低3℃で、積雪は12月29日まで待ちました。2…

ワークショップ報告(於東京)その一

霊気、ヒーリング、エッセンスなどを一週間、東京で実家から通いながら学んでいる”魔女"からの報告です。 「全国から約60名が参加しています。植物の生命体・ディーバに曳かれたドイツ人の方が講師です。花のエッセンスのスライドでは、赤や青など水の結晶体…

大観峰

冬の朝、大観峰付近の草が枯れ果てた枯野から阿蘇方面を見ると、写真の景色によく遭遇する。 四季の彩りを誇示するかのごとく変化する阿蘇方面だが、僕は冬の景色が一番いいと思う。しかし、夏の気温には避暑地気分を抱かせてくれるし、生物特に野菜畑には春…

終の棲家探し〓thirteen

南阿蘇の地主さんへテレした。「詳細の話はいつにしましょう」。ハイトーンの軽い声に聞こえたかもしれない。すると地主さんは逆に沈んだ声で「売るの止めようと思とる」。 あんなに楽しく役場の担当者と話し、書類ももらいスキップで別れたのに、何故。家族…

孔雀

毒を無毒化する 多くの参列者が收骨室を埋めた。杉板でなく彫りが入った立派なお棺には、名士が眠っていたのだろうか。骨壷も色彩豊かにきらめき、中に収められる白骨を彩るかのようだ。 骨壷のふたには、その値打ちに関係なくどれも孔雀の絵が舞っている。 …

突然の事故

突然の水難事故に遭遇した50歳台の男性の遺体を焼いた。 ここは海が無いが、川や湖がある。 家族の生活のみならず心の大黒柱を失った悲しい火葬。数時間前には笑顔があっただろうお父さんが今はない子供達、夫がもう「ただいま」と言わない家に住む妻。 涙が…

氷点下3℃

朝7時半に軽トラのフロントガラスを見るとナヌッ、凍ってるではないか。 最低気温がマイナス3℃らしい。野菜も寒がっているだろうな。 ここから車で15分の黒川温泉はチラチラ雪だったそうな(知人のコダワリ蕎麦屋さんからの発信)。新聞の予報には、札幌が最…

終の棲家探し、ナンバーTwelve

南阿蘇の土地も探した。 畑にいたおじさんを見つけ、「空いてる土地ありませんか」と尋ねたら、ここを売ってもいいけどの返事。畑なので農振法除外の申請が必要だが、それは済んでいるとの事である。約7,000平方メートル(7反)の広さがあり、阿蘇山中岳を背…

白骨が崩れる

高齢者ほど骨がもろい。なかには固い人もいるがそれはまれ。白骨をきちんと收骨できればよいが、触ると砂山が崩れるようになるので慎重に。 普段は最高800℃だが、こんな遺体は600℃を超える火力で長時間噴かすと骨が少なくなるので注意が必要なのだ。 白骨に…

天寿

私、遺体を焼いています。 昨日今日と遺体は天寿を全うされたお二人と思いました。遺族も穏やかでした。二日間に及ぶ高齢の火葬には何故か私も落ち着いてスイッチONができました。これまで若者の死があっただけに。 高齢のこのお二人は夢の中、ご本尊に会わ…

ヒョウ

突然の雷と雹。ビックリ仰天で畑を見ると白菜君が穴だらけ。キャベツとブロッコリーは被害なしのよう。お二人とも寒さには強いようで1〜5℃の寒さにも裸ではしゃいでる。だいたい寒さには強く、暑さに弱いタイプだから北海道が一番好きかもしれない。でもこ…

一千一秒物語その12

公演は終わった。スタンディングオベーションはなかったけど万来の拍手は鳴り止まなかった。阿蘇の山深き小国での素晴らしい演劇よ永遠であれ!大阪の梅田、旧国鉄操車場跡地で数年前劇団四季「CATS]をやっていたが、そのメジャーを対等に、いや以上に凌駕…

超いそがし日々

今日は、公演最終日 ロングランはない。三日間の公演も今日で終わり。魔女か宇宙人かわけのわからぬ私の奥さんは、役まわりでも魔女のような芸風をこなした。二日目は皆乗っていたようだ。最終日、頑張ろう。 サアッ、、、そろそろお客さんが来る時間、交通…

一千一秒物語その11

今日は初演。魔女か宇宙人かわけわからぬ私の奥さんは芸名キリコ、アクションや表情は満点ですが、発音がクリアーでないと思うよ。魔女は人間にわからない喋り方するのかな。 きょうは初日。役者のみんな、固かったかな。明日はリラックスして自分の演技に集…

終の棲家探し ナンバー、Eleven

「田舎暮らし」物件を斡旋する不動産屋もいくつかある。 「荒城の月」で有名な大分県・竹田市には土地の広さ1,600平方メートル、売買価格250万円の国道から数キロはいった原野がある。当然、市街地から随分離れている為公共水道は無い。電気は大丈夫のようだ…

初雪を知らせるカマキリ

畑にはカマキリがすごくたくさんいます。大根の茎にいるこの母親カマキリは子だくさんですね。 酒井博士はカマキリの予知能力を紹介しています。 「産卵終息時期から数えて30日目頃に初雪が観測され、産卵ピークから数えて90日目頃が根雪の始まりとなること…

脳梗塞

たくさんの参列者である。 脳梗塞で倒れた働き盛りの男性は、その後数時間で旅立ってしまった。 こんな小さな町にも厳しい仕事、苦悩に満ちた人生が満ち溢れているなんて。 「脱サラ万歳!里山の暮らしだ」と暢気に叫んだ私の近くで、この病名によるお悔やみ…

一千一秒物語その十

舞台や大道具がほぼ固まってきたぞ。小道具も皆で持ち寄ったり、手作りしたりで大忙しの昨日今日。役者じゃない僕も開演期間はガードマンになり、車の誘導をする。半農半ガードマン、ってとこかな。 キリコの帰宅もここ数日は午前さま。今日は17時前には稽古…

恋人の後を追う

若い女性の自死だった。 夫と小さな子がいるのにも関わらず、他の男性を好きになった女性は、自分の命を絶つことによってどんなメッセージを関係者に送りたかったのだろうか。 男性を選ぶ事が出来ず、家庭に落ち着いたかのように見えていても苦しい日々であ…

ネズミサイズの遺体

父親が両手に包み込むように、小さなケースを抱いて斎場にきた。妊娠数ヶ月ほどの遺体は、子ネズミほどの大きさでしかなかった。母親はまだ病院のベッドのなか、流産である。 火葬時間は20分ほど。遺骨はあるだろうか。ほとんど燃え尽きたり、吹き上げられ…

一千一秒物語その九

舞台から転落したケムオカの様子はご心配なく、レントゲン異常もなく腫れも引き気味で本人いたって元気だ。 四匹のネコを演じる子供達がお叱りを受けた。動作が先行し、感情が抜けていると。「気持ちを入れたら形もついてくるよ。手先にネコを感じられない」…

氷点下に耐える野菜達

今日は氷点下1℃。この冬一番の寒さになった。野菜達が霜柱をおったてている。写真は博多かつおな。博多では正月のお雑煮の材料として人気がある。 このまま朝陽をまともに受ければ、ショックを起こし細胞破壊になる。太陽よ!柔らかい陽射しで徐々に霜を水…

エンドウの発芽

10月末に蒔いたエンドウが発芽しました。 絹さやとグリーンピースの2種類です。春に花がたくさん咲いてくれることをお願いしながら去年のにがい思いを反省しました。 耐寒性がある、つまり寒さに一番強い時期は本葉が2〜3枚の頃、幼少の頃が強く、大きくなる…