木もれび庵 たゆたゆ
嬉しい、稲の実がいっぱい 手植えの田んぼは刻一刻変化している。稲の花も終わり、穂は次第に”穂化粧から厚化粧へ”。 生殖成長では実をたくさんハラミ、子孫を残す。今年は雷が多かった。稲光=稲妻のピカドンが多くの稲をハラマしてくれる。天と地が稲妻で…
やっとです。難産だったな、でも嬉しい。基礎や骨組み部分は助けてもらったがその後はああでもないこうでもないと一人つぶやきながらの作業だったが万歳!!完成です。 散歩中のおじいさん「あんた大工さんか。りっぱだな」犬を連れたおばあさん「立派なのが…
12月はじめに始まった納屋がいまだ完成しない。もちろん毎日の大工仕事は出来ず、雪や雨の自然現象から畑仕事、素人ゆえの泣き言(道具選びにのこぎりの使い方等など)までありすぎて時間がかかる納屋作りである。 一日大工の問題提起 手作りとは、こんな…
しいたけ菌500個をホームセンターで購入し、クヌギの木に打ち込んだ。寒い冬の農家の仕事、楽しい作業です。 きのこ 自家製できるきのこ類は、しいたけ以外になめこやひらたけ、えのきたけなどがあるが、原木栽培で阿蘇地方の人が広く行っているシイタケ栽培…
田舎暮らしをしてわかったこと。 農家の人は、ものめずらしく見る。私の畑仕事は非効率非近代的な無農薬に無化学肥料の自然農法。草か野菜かわからない混在した畑を見ては「何をしとんなさっと?」。竹を切っては土に差し込んでいる、材木を切っている、石を…
雪はすべてを包み込む 朝、眠りから覚め、夢を見たような気がする。 学生時代の大学新聞会夏季合宿での海辺で撮った写真、それを思い出した。「僕が主幹になったときは編集方針は変わるだろうな」。同級の彼女は軽くうなずいた。暑い太陽に逆らう若さがあっ…
民泊”木もれび庵 たゆたゆ”の裏手、崖には霜柱がびっしり。 山を削った所なので木々の根がたくさんむき出しになっているが、それにかまわずマイナス気温になると霜柱がはばを利かしてしまう。 ここ数日間は朝の室内気温が6℃、当然外はマイナス。湿った土肌丸…
11時、小雨にワイパー動かしながらドライブに出た。行き先は別府温泉の砂風呂。帰りは湯布院で途中下車、ケーキを買うために。行きは良い良い帰りは怖いの一日ドライブだった。 高速道路を使って砂風呂へ ”木もれび庵 ”の周り3キロ圏内には黒川、小田、白川…
つらら、つららだ。 遠い遠い昔の小学校の頃にツララなるもの、はじめて見た時に「これ何だ」。母殿が「それ、つらら。屋根のしずくが凍ってヤリになったの」「ヤリか」「でも、さっき落ちて折れたよ」「下にいたら危ないから入りなさい」。 雨どいをつける…
今朝も雪がコンコン。 20センチは超えているかな。わん公たちもうれしそうだ。多分嬉しいだろうなーと決め付けて雪の中を三人(匹)ではしゃいだ。一才の”いけめん清兵衛”より十二才の”花”の方が喜びを爆発させているようだ。東京も雪は降るから懐かしいのだ…
初雪 全国的に降雪予報。となればここも当然のごとく雪が舞い降りてくる。朝、測ってみると3センチぐらいの積雪だろうか。しかし、昼ぐらいには雪もチラホラ。今日は穏やかなちょっぴりの銀世界を楽しませてもらった。 蒔き割り ストーブとお風呂のマキ用に…
干し物と言っても洗濯物ではないですよ。 農家の軒先によく見かける冬の風景、それは軒から下がった「干し野菜」たち。太陽を浴び、寒風に揺れる野菜たちや柿などにたまねぎも見る。 そんな風景画が目に飛び込むと都会には無い趣にホットして、なぜかそこに…
冬鳥の死 朝、庭を歩いていると小鳥が倒れていた。死んでいる。傷も無く血も見えないがまさか凍死?。 この死因、原因不明の死体を触ろうとしたら知人が来て「鳥インフルエンザでは?触らないがいいよ」「まさか、変なものを食べたかな」 今朝は初氷で厳しい…
中津江村でイベント 大分県中津江村でイベントがあり、中津江のそば同好会が出店した。例年恒例の出店でおよそ250食から300食が売れるほどの人気出店。 友人の上田氏がそば同好会のためその出店を私も応援することになり、車で40分ぐらいの会場へ朝…
久しぶりのできごと 阿蘇山の北外輪山、つまり大観峰がある大草原又は高原に車が一杯。車が一杯飲んでいるわけではなく、たくさん走って道路を埋めているということを言いたいのです。 三連休(土曜に仕事の方もいるが)で最後の日はアウトドアに行かないと…
北阿蘇で発見 ペトログラフ協会の吉田信啓氏の講演会があったので聞きに行った。 吉田氏いわく。「阿蘇・北外輪山の絶壁に凹面状に磨かれた岩があり、それが光ると言うので調べたがこれは有史以前に作られたかもしれない」 阿蘇に古代文明か 「阿蘇には方々…
リンゴ酵母が発酵 木村氏の「腐らないリンゴ」の酵母でパンを作った。 酵母菌を取り出して発酵させたが、発酵エネルギーが強いことには驚いた。ブクブクとマグマから噴出しているかのごとく旺盛な生命エネルギーは想像を超えていた。 いのちをいただいた そ…
コンニャクは土の中から コンニャクにも人工の添加物や科学調味料がたくさん入っているだろうという話があって、農家の方からこんにゃくをいただき食べるとこれが非常に美味い。このコンニャクは芋から作っている天然物だった。早速、我が家の畑の隅にもあっ…
九州自然農法セミナー 10月24日、熊本県菊池市で開催された自然農法セミナーには全国からおよそ35名が参加。講師は成田生産組合の高橋博氏、農地での実習は元田祐次氏。 究極の農業 元田氏の農地では硬度と温度を測った。地中の肥毒層では、他の層より温度や…
〜〜19日から続く【報告最終回:木村秋則リンゴ園はユートピア】 天上界 天上界・リンゴ園に立つ最後の日が来た。 この地に立つ僕の頭は情報でいっぱいになったが、心は満たされていない。頭では確信して理解、納得は出来ているのだが全身を貫く何かが欠けて…
阿蘇・産山で講演会 「こんな田舎で人は集まるのですか」「こんな田舎に東城先生は来てくれるのだろうか」など当初の心配を覆し、参加者は約150人。東城氏も講演会を成功させたスタッフのパワー、鋭意努力する姿と九州各地からはせ参じた裏方の様々な顔ぶ…
朝もや 昨日の朝6時半、いつものように朝陽を浴びる時間に外に出た。もやが覆っていた。 アナグマ 朝、畑に行くと大事件。畑を荒らしているのは誰だ。ネギの種を蒔いたところを穿り返している犯人は、多分アナグマか。枯れ草で覆われているから良いにおいが…
〜〜18日から続く 【報告その四:生物のいのちと木村氏の言葉】 ツルが巻きつく こんな言葉がある。”自己のいのちは他者のいのちを包摂している”とは、ともに生きること。地球上の生物すべては一人では生きられない。他者のいのちがあるから、他者に支えられ…
〜〜17日の続き 【報告その三:「変人」木村氏は暖かい】 夜明け 5時46分、東北自動車道の花輪サービスエリアで休憩。朝陽をいっぱい浴びた。阿蘇はまだ暗いだろう。いつも外気を浴び朝陽に感謝している時間は7時前で、九州の山奥でそのぐらいであれば一時間…
〜〜〜10月16日の続き 【報告その二:熊本から東京へ〜今日は運が悪い】 ジーンズがずぶぬれ ジーンズずぶぬれの原因は、コーンスープをこぼしたから。 隣席のスーツを着た男性のズボンまで濡らしてしまった。私「スミマセン」男性「イエ、イイデス(にこに…
10月12日〜15日弘前市での「人間国宝級!木村秋則氏の自然栽培リンゴ収穫&セミナー」に参加した。男女40名ほどの参加者は女性が多く、土にかかわる人や健康に関心ある人など職業も様々。無肥料、無農薬のリンゴ栽培のセミナーを以下、三回にわたって報告す…
まこもだけお分けしますよ 田んぼで米を作らず「まこもだけ」を作り、毎日収穫している。信州の知人から株をいただき、こんなに立派に成長してくれて有難う。九州では栽培しているのだろうか。 宅配しているがそれでも余り、たくさん出来てとても食べきれず…
栗 「栗飯が待っているぞに棘がまん」詠み人・ネクタイをした百姓 畑の隅にある丹波栗。毎日拾っているが時には白菜の苗を直撃していることがある。あわてて取って「チクリ」と指が刺された。白菜も痛いだろうが僕も痛い。でも栗ご飯は美味いな。 柿 「渋柿…
ミブナを食べている虫たち、美味そうに食べないでよ。 種をセルトレイに蒔き、すぐ発芽したのに一日だけ畑を留守にしたら虫たちがわんさか寄ってたかって食べていた。まだ幼い苗なのにそんなことするか!! 苗を一つ一つ下から見て虫取り、虫つぶしをしてい…
昨夜、中秋の名月を露天風呂から”拝謁”した。 この露天風呂は「木もれび庵 たゆたゆ」の裏山にあり、散歩がてらの10分もかからない山の頂上になる。魔女キリコがこの旅館の会席を忙しい時にお手伝いしていることから身内として利用させてもらっている。風呂…