2007-01-01から1年間の記事一覧

誰かが宴会している

とうもろこしとキュウリが食べられていた。アナグマだ。人によっては「あれは狸だ」「いやムジナです」とも言っている。 とうもろこしはスィートコーンしか食べなくて、甘くないのは食べないらしい。でもキュウリを食べたのはカラスかもしれない。60センチ…

望月とランプと虫

望月 30日は満月だった。暗黒の山中、「木もれび庵 たゆたゆ」にこうこうと輝く満月(写真では遠くのほうに小さく)。昔の人は蛍の光と雪の白さで明かりを採ったと聞くが、加えてその時に満月だったら明るさも倍加しただろう。でもこの程度の明るさで「チ…

母と食と平戸と犬の舌と絶叫

戦争と母 「ああ!をとうとよ、君を泣く 君死にたまふことなかれ」(与謝野晶子) 多くの人に悲劇を与えた戦争。私の母の兄弟姉妹は6人だったが、4人を戦争で失い母を含め2人だけが生き延びた。しかしその後、母のお母さんは原因不明の病気でこの世を去っ…

梅雨が明けた

私的には梅雨が明けました。 私の全身は嬉々としています。台風一過、私なりに梅雨が明けました。曇りが続いてもいいよ。2週間の”激雨”はもうコリゴリ、ゴメンです。もう梅雨もが明けたんだ、と思ったとたんに見上げればお天道様が笑っている。7月に入って…

祈っています。雨よ、もう満足しましたのでどうか止んで下さい

もう今日で五日連続の激雨。テレビでは、一月分の雨量をすでにオーバーしていると言っている。とにかく極端なんだ。何をそんなにお怒りなんですか。我々人間がいけないことをしているのですか。 ”田舎暮らし”は日々、瞬間瞬間の自然の変化を知り、喜び驚き嘆…

激しい雨はトマトを水浸しに

今日は昨日から梅雨末期のような激しい雨。 水分の苦手なトマトを育てるのは「雨除けビニールハウス」の中だが、雨が降り込み迫った水でトマトの根元はヒタヒタ。雨の中を急いでバケツで汲み出した。そして、雨が降り込まないように裾を閉めた。 トマトは、…

またまた失敗

いまだ失敗が続きます。 トラクターを動かしていた。エンジンもすぐかかったし今日は調子良いな、言うこと聞いてくれるようだ。ところが突然止まった。タイヤがズブズブ、沈んでいく、しまった。あわてて一歩踏み出したら足が抜けない、ひざ近くまでヌルッ。…

東京タワー

田舎暮らしをする私には、世間で言う娯楽は読書と映画。”オカンとボクと、時々、オトン”の副題を持つ映画「東京タワー」を封切り二ヶ月も経った先日見た。オダギリジョーがボク、オカンは樹木希林、オトンは小林薫。主題歌は福山雅治の「東京にもあったんだ…

地球の温暖化で野草が再び見直される

”米が減収になりしかもまずくなる””米はもう寒地でしか採れない””冬に野菜が採れすぎて廃棄に””野菜が果物のように甘い””かんきつ類が関東で栽培、果物産地図が様変わり””野菜・果物の病虫害が異常発生”など、想像力を働かせると10年後の食べ物は品種改良も…

春は生命を感じる季節

新緑に埋もれる「木もれび庵 たゆたゆ」の季節。そして昨日は「芒種」。立春から始まり大寒で終わる古代中国の季節区分法とある。 農作業が忙しい時期だ。しかし、昔より田植え仕事は速くなっていて、それは兼業農家が多くなり、サラリーマン農家は5月の連休…

野菜たちの花ー種取物語 

九州など暖地では年末に播種して苗で冬を越し、春に花が咲くエンドウ。しかし、寒地は春に種蒔くので花が咲くのも遅れる。今では冬にも店頭に並ぶエンドウだが、これは産地が鹿児島か太平洋側の人工的に気温を演出した農法で栽培・収穫したものだろう。 この…

この歳で始めて見ることができました

ツバメの子供たちがあふれてる。これはいつもの楽しい風景でいいものだ。 鳥たちも門出 発見!発見!巣箱から雛たちが飛び立とうとしている。 この巣箱から鳴き声が聞こえたのはいつだったか、そんなに遠い話ではなかったが、「何羽いるんだろう」と話したの…

小麦畑からパンができるまで

パン用小麦「ミナミノカオリ」がはじけようとしている。昨年の11月5日、宇宙の力を一番得る日、月の上昇期「実の日」に蒔いて約半年、「こんなに立派になりましたよ」と言っているようだ。黄色く変色してきたら収穫だが、阿蘇のふもとなど標高がもう少し低い…

木もれび庵は時間が止まっている

巣箱 ウグイス君、もう谷渡りしてさえずらなくてもいいよ。満喫させていただきましたから。室内から外を見ると小鳥たちが行ったり来たりしている。冬の定番、サラリーマン時代のハイキングはバードウォッチングが懐かしい。 巣箱が2箇所あるが、ジョウビタキ…

昨日のメニュー

一雨ごとに新緑が見上げた大空を覆っていきます。春にふさわしい野菜と野草を使った料理になりました。 タラの新芽(中央) タラのてんぷらには原木栽培のしいたけと間引き人参を使いました のびる(左上) ゴマソースかけです ワラビ(左中) タタキです。…

もっとしりたい、もっとやりたいことばかり

ビニールハウスを建てた ”建てた”より”立てられた”方が正しい。 「木もれび庵 たゆたゆ」の前に新しく借りた田んぼがあるが、そこに最初から最後まで一人でどうにかトマト用のビニールハウスを作ることができた。風も無く穏やかな時だったのでビニールも容易…

本日のメニューです

【木もれび庵 たゆたゆ】の庵主、魔女キリコです。今日の出し物を紹介します。 尚、添加物は無使用で野菜はすべて自然農栽培の「満願寺農園」の子供たちです。味噌はヤマアの玄米味噌、油は菜種油の一番絞り、醤油はアカネ丸大豆、塩は山口の海塩、卵は控え…

ついに出た

追記 昨日の雪について、阿蘇山頂28センチ積雪は4月では観測史上過去最高、と新聞記事にあった。 我が家の駐車場も雪!雪! たけのこ たけのこ発見!いつもは5月連休前ぐらいが我が畑の旬だけどやはり今年は早かった。今年の初物は私がいただきます。い…

なごり雪

多分別れ雪 久しぶりの雪。しかも最後の別れの雪だろう。 玄関前の少しの芝桜ももうっすらと包み込まれてしまった。聞こえるのは、鶯の透き通ったさえずりだけ。 草原の花も凍えている 阿蘇の草原には春を告げる黄色い花、「キスミレ」が一斉に咲く。野焼き…

ポストに奇怪なものが

【4・16追記:旅の疲れと清兵衛のせいか、ハナは夕食に手を出さなかったが、今日は食べてくれた。昨夜の小糠雨に濡れた体は冷え、気持ちもなえていたのに良かった】 早朝にトントン戸をたたく いつもは小鳥のさえずりで起こされるが、今日は「コンコン」…

ヒョウとともにハナがきた

ヒョウは「雹」 霰(あられ)では無い。バラバラと突然に雹(ひょう)が降ってきた。農家の人が言っていたが、雹が降ると野菜の苗がやられてしまう、と。そして今度はバリバリと春雷だ。いつぱつ二発とどろいた雷もすぐに終わり、一転晴れてきた。 ハナは「…

ここ数日の出荷は季節を食べてもらう野草が多い

野菜野草たち 写真上段の左から1、自生アサツキ2、ヨモギ3、ノビル4、ほうれん草、中段左から5、フダンソウ6、春菊7、山ミツバ、下段左から8、ミニキャベツ9、イタリアンパセリとクレソン10、小松菜の花芽 アサツキは根っこのところにラッキョウ…

大自然に包まれても俗世間のいやな話が聞こえる

朝もやに包まれる会員制民泊【木もれび庵 たゆたゆ】 快晴の早朝、朝もやが100メートル先の風景を幻にしてしまう。100メートル先がまったく見えない状態は霧というらしいが、「霧にむせぶ夜」はどこかで包まれたような気もしつつ、この付近は「さわや…

いけめん清兵衛と黒い塵

「木もれび庵 たゆたゆ」オープン・・・・グリーンツーリズムの会員制体験民泊として一日一組3人まで宿泊ができます。キャッチコピーは、「たゆたゆとした旅寝旅食はマクロビ風旬菜料理を食べて国際認証の杉材の庵で」電話0967-44-1822、eメールmasam48@min…

降雪日のワクワクウキウキの一日

今日は暖冬が一変して雪になった。でも、べた雪では綿雪と違って愛犬「イケメン清兵衛」と遊ぶこともできない。 朝、畑に行ったときにはまだ降っていなかったので、野菜の収穫もできて運がよかった。火を焚きながらの野菜採りである。氷のように手がかじかん…

ほうれん草の話

雑草といっしょに育つほうれん草を比較してみると、まず見た目が違う。 過保護のほうれん草 ビニールハウスの中で育ったほうれん草は、図体は大きいが食べると味が薄いし、本来の濃さを感じない。 多くの農家は、ビニールハウスで栽培して寒さに当てる意味の…

野草オンリーのマクロビ風たゆたゆ料理

木漏れび庵「たゆたゆ」に初のお客さん 夕食は、農園「ナ・ティーボ」や満願寺農園で採れた春の野草、芽吹きオンリーの”たゆたゆ料理”にした。 「ふきのとう」「やぶかんぞう」「みつば」「よめな」「のびる」「なずな(ぺんぺん草)」「クレソン」「はこべ…

熊本で一番人気の春の植木市に初めて行った

春の野草は楽しくて食べて美味しいが、春の木にも興味がある。薬用と見た目がいい物で探した。 買った花木類 ・しろ南天 咳止めや視力の衰えにいいらしい。のどの炎症は白南天に限るようだ。冬の赤い実の南天も小鳥を呼ぶのでいいが、これは山に自生している…

会員制処オープンしました。でも永遠に続きそう、ワールド作り

引越し準備始めてからほぼ一ヶ月経った。 部屋の中はダンボールも無くなり9割がた落ち着いたが、外回りの整理整頓は進行中ってところ。なにせ我が家の一員になるワンちゃんの家作りがまだなんだから。 外回り、家の周辺はこれから毎年一つずつ『造形物?』…

疲れた!毎日肉体労働。でも楽しい

2月7日「センコウ運輸」さんの第一弾の引越しをして14日には近くの運送屋さんに頼んで第二段の運送。その間こまめに梱包や整理をしながら軽トラで荷物運びをしたが、新居には未だ未開封のダンボールがある。外回りも整地や木材きり、土運びと植栽などで…